ドラマ Tomorrow 第一話 感想

ドラマ Tomorrowがいよいよ始まりました。日曜日なのでゆっくり見れるのがいいですね。お昼に映画「花男F」を見てきた子供も眠い目をこすりながら、スタンバイ。

まずは感想ですが、面白かったですね。地方病院が抱える医療現場の現実をあつかうドラマということですが、そこに登場人物たちの思いと心の葛藤が交錯していて、1時間があっという間でした。


理由ありで医療の現場(外科医)から離れた市の職員、理想のままに突き進む看護師、市から委託された病院の経営再建と外科医の両方の顔を持つ現実主義者という、まったく立場が違う3人を通じて、理想と現実がおりあわない問題を見せてくれます。

第一回目は妊婦、花火事故を通じて、医師不足、看護師不足の問題をとりあげていましたが、救急患者でも病院をたらいまわしにされたあげく、とりかえしのつかないことになった事例はあります。私の叔父も救急で運ばれたものの、受け入れ先の病院がなかなか決まらず治療が遅くなったと聞いていますが、大きな問題ですね。

ドラマでは、受け入れ体制が充分でないという理由から受け入れを渋る医師を無視して、菅野美穂さん演じる看護師が受け入れる場面がでてきました。立派だと思います。しかし、そこで働く医師や看護師の中には人手不足から過労状態になっている場合もあるでしょう。看護師不足は何も病院だけではなく、保育園でも看護師確保ができないと嘆く園長さんたちも少なくありません。

また、ドラマでは地方病院が30億円の赤字から、サービスを縮小しなければ経営がなりたたないという現実を見せてくれます。理想と現実、それぞれの立場にたつと何が正しくて、何がいけないのかわからなくなりますが、ドラマを見ながらいっしょに考えていきたいと思います。

ちょっと硬い感想ですが、なかなかキャスティングう〜でした。エド・はるみさんもまさにはまり役です。とても優しい婦長さんですね。


ところでドラマの舞台となる西山室市とあの夏祭り(七夕どんつく祭り)ロケ地はどこかなと気になりました。西山室市を調べてみましたが、静岡県賀茂郡東伊豆町稲取がロケ地という情報がありました。はっきりしませんがそこなら伊豆急行線でいけますね。


【第一話 医療は人か金か あらすじ】

森山航平 (竹野内 豊) は西山室市の職員。親切で、面倒な仕事も嫌がらずに対応すると評判が良い。8年前、ある理由から医師という仕事に絶望し、辞めてしまう。

ある日、副市長から要人の出迎えを頼まれた航平 (竹野内 豊) は途中で、妊婦が苦しんでいるのに出くわし救急車に同乗、市民病院へ。その市民病院は30億円にもなる赤字を抱え、今にも倒産しそうな状態だった。

常勤の産婦人科はおらず、他の病院に行くようにと追い返されるが、看護師・田中愛子 (菅野美穂) は何とか受け入れるようにと医師に願い、そこに現れた遠藤紗綾 (緒川たまき) によって、受け入れられる。

その夜、花火大会があり、爆発事故が起きる。事故に巻き込まれた人々が次々と運ばれてくる市民病院。医師も足りす、手が回らない状況にあって、病院内はパニックながら愛子 (菅野美穂) たちは懸命の治療に行う。


そのとき航平 (竹野内 豊) が助けたあの妊婦さんも花火事故で運ばれてきた・・・。すぐに治療しなければ母子ともに危険な状態。蘇生治療中の医師に代わって、愛子 (菅野美穂) がメスをふるう。もちろん医師ではない愛子にとっては社会的懲罰を伴う禁止行為だ。

患者を救いたい一心に施術をする愛子 (菅野美穂) 。そのとき、現場にきた遠藤紗綾 (緒川たまき) にその行為を一喝されるが、航平 (竹野内 豊)は外科医でもある自分がやったという。外科医と知って驚く愛子 (菅野美穂)と紗綾 (緒川たまき) 。母子ともに救うと8年ぶりにメスをふるう航平 (竹野内 豊)。無事子供は出産、母親も一命をとりとめる。

愛子 (菅野美穂) は航平 (竹野内 豊) にお礼を述べる。愛子 (菅野美穂) は医者を辞めた理由を聞くが、その場を去る航平 (竹野内 豊)だった・・・。